【400Xのある暮らし】35.番外編:痛みの原因は?

2024年11月23日(土)、Toshi30mは前夜からの腰の激痛に苦しみ、一睡もできずにいた。
激痛の中で、インターネットで症状を調べる中、救急相談ダイヤル「#7119」の存在を知る。
ここに電話すれば、救急車の必要性や適切な医療機関の案内など、状況に応じた対応を教えてくれるという。
耐え難い痛みに追い詰められ、深夜3時を回った頃、Toshi30mは意を決して#7119に電話をかけた。
「どうされましたか?」
受話器の向こうから、優しい女性の声が響いてきた。真夜中にもかかわらず、医療従事者が待機してくれているという事実に、Toshi30mは、当然のことなのだろうけど、感動した。
「昨日の昼から腰が痛くて、動けないんです」
Toshi30mは、できる限り詳しく症状を説明した。
「現在、救急外来を受け付けているのは〇〇病院です。そちらを受診してください」
「腰が痛くて、動けないんです」
「タクシーなどを利用して、病院までお越しください」
「はぁ…」
動けないと訴えているのに、タクシーでの移動を提案される。
この噛み合わない会話に、Toshi30mは虚しさを覚えた。
おそらく、救急車を要するほどの緊急性はないと判断されたのだろう。
「本日は勤労感謝の日で祝日のため、昼間も救急外来を受け付けているのは先ほどの〇〇病院のみとなります」
「わ、わかりました。ありがとうございました」
「お大事に」
電話を切り、Toshi30mは天を仰いだ。
よりによって祝日とは。
「明日まで様子を見るしかないか…」
激痛は容赦なく続いたが、それでも眠くなる。眠って痛みから解放されたかった。
少し眠るが、無意識の寝返りが引き起こす痛みに、すぐさま目が覚める。
視界が霞み始め、痛みで意識が遠のきそうになる。
白い天井を見上げながら、
「なぜ、こんなことに…」
耐え難い痛みの中で、答えの出ない問いを自問し続けていた。
本当は、この日は、紅葉を見るため、せせらぎ街道を走りに行こうと思っていただった。
つづく