【400Xのある暮らし】16.ツーリング4回目、鞍掛峠、琵琶湖、伊吹山 その1
前日の土曜日も高山の方に行ったにもかかわらず、Toshi30mは、この日の日曜日にもツーリングに出かけた。
今回の目的地は伊吹山だ。
伊吹山は、滋賀県と三重県の県境にある山。
日本100名山に選ばれている。日本の中のトップ100の良い山。ということ。
何が選出の観点なのだろう?高さ、形、見晴らしの良さか?
伊吹山の山頂まで、伊吹山ドライブウェイという有料道路を使って行けるらしい。
名古屋は暑いので、涼を求めて行くことにした。おそらく山頂は涼しいのだろう。
涼を求めて。と言うが、涼を得られる所に行くまでが暑い。
行くまでは楽しみがあるから良いが、帰りがつらい。
それでもバイクには乗るのが、バイク乗りなんだろうと思う。
名古屋市街から伊吹山まで、高速道路使わず、1時間30分くらい。
営業時間もあると思うので、久しぶりに、鞍掛峠、琵琶湖まで行ってから、伊吹山ドライブウェイに行くことにした。
前日も、400kmくらい走ったのに、また次の日も行けるのか?と自分でも不思議に思ったが、早寝・早起きして、十分に体を休ませることができた。
もう57歳。
いつまでも、こんなに遊べない。遊べるうちに遊ぶべきだと思う。
この日も、朝からぼっちツーリング、出発した。
前日のiPhone熱暴走の件があったので、前日、スマホホルダーを取り付けた。
これで、熱暴走はなくなるだろう。
名古屋から多度大社→鞍掛峠→多賀大社→彦根→琵琶湖→伊吹山→そして名古屋に戻ってくる。
という大まかなルートを考えた。
名古屋から多度までは、そんなに面白い道はない。
多度は過去にプレーしたことがあるゴルフ場がある。
東建多度カントリークラブだ。
男子プロのトーナメントも行われる、有名なコースだ。
東建のゴルフ場は良いゴルフ場が多い気がする。
東建多度は、金閣寺があったり、池にヨットが浮かんでいたりおもしろいコースであったことを覚えている。難しいコースの記憶もある。
プレー代も高額だった気がするが、また行ってみたい。
多度からは、鞍掛峠に向かうとじょじょに交通量が少なくなってくる。
鞍掛峠は、走っては面白いし、景観も素晴らしいので、大好きな峠だ。
地元の走り屋も走っているので、邪魔にならないようにしようと思う。
納車後4回目のバイクでは、張り合えないだろう。
30年前は、皮のつなぎを来て、峠や港(みなと?)を攻めたりしていたこともあったが、地元の速いライダーは本当に速い。
気持ちよく走っている邪魔はしたくない。
ただ、お互い事故のないように走りたいと思う。
鞍掛峠は、三重県と滋賀県を結ぶ国道306号にある鈴鹿山脈を渡る峠。三重県のいなべ市から滋賀県の彦根市の方まで渡れる。
この日も、登っていたら黄色いSSが、背後から近寄ってきたので、道を譲った。
ほどなくして、彼はUターンをして、下りの峠を攻めに戻っていった。
練習する範囲が決まっているのかもしれない。
そんな中、途中でBMWが路肩に横たわっていた。悲しい。
自分もこうならないように、注意したい。
頂上にある鞍掛トンネルを抜けるとそこは、滋賀県になる。
そこからは下りになる。また、トンネルに入る前の三重県側のコーナー群とは、ちょっと違う性質を持つ。
三重県側は、緑に囲まれた中を走るイメージだが、滋賀県側は、断崖絶壁を走るイメージ。
三重県側から滋賀県側に走る方が、景色が良いと思った。
良い緊張感を持って、峠をクリアし、多賀大社前を通りすぎて、彦根市の方に向かう。
琵琶湖沿いを走っていたら、ずいぶんと人が多い。
前に良くテレビで見ていた”鳥人間コンテスト”が開催されていた。
2024年の大会は、9月に放映されるようだ。
琵琶湖は、いつか一周したいと思っているが、少し湖面を眺めて、この日のメインイベントの伊吹山に向かう。
伊吹山ドライブウェイは、バイクは2200円、自動車は3140円と高額だが、YouTubeなどネットの情報を見て、行きたくなった。
琵琶湖あたりは、36度くらいになっている。伊吹山は、1000m超。
頂上は涼しいだろうし、景色が良さそうなので、楽しみにしながら、Toshi30mは400Xのアクセルをひねった。
つづく