【400Xのある暮らし】8.マインドフルネス
峠やワインディングをちょっと真面目に走ると、かなり集中する。
集中しないと、ミスして、もしかしたら事故ってあの世に行ってしまうからだ。
これぞ、マインドフルネス。
日頃の仕事も集中しているが、バイクでちょっと真面目に走るときほど集中していない。
(仕事も死ぬほど集中してやれ!という声も聞こえるが、8時間集中はハードワークだ)
目から入るスピードの判断、路面状況、速度に合わせたギアの選択、フロントブレーキの強さの調整、リアブレーキでの安定度調整、アクセルワーク、体の入れ方など。
人間のほとんどの運動能力をを使う。
僕の場合は、それを低速度域で処理しているのだが。
僕がマニュアルバイクを買いたかったのは、もう1つ理由があった。
ボケ防止。認知機能の向上や、ストレス発散に良いことが、自動車技術会の論文で発表されていることを聞いたからである。
確かに、頭・両手・両足をシンクロさせながら別個に動かすのは認知機能の低下を防止することはわかるし、PCXで走り回って、きれいな景色を見た時や、前にも後にも誰もいない気持ちの良い道路を走るときは、ストレスが抜けていく感覚がわかるくらいだ。
ストレスが抜けていくのがわかる。と言うことは、自分はストレスがたまっている。
ということなんだろう。すこしメンタルもやられているんだと思う。
それでも、バイク以外に趣味があるので、それでストレス解消になっているんだろうけど、バイクでのツーリングほどストレス解消になるものはない。
なので、自分は走るんだと思う。
つづく