【400Xのある暮らし】21.ツーリング8回目:下呂・せせらぎ街道・高山・郡上八幡
Toshi30mは、もともと関東の人間ではあるが、愛知県の名古屋に単身赴任をしている。
名古屋は、仕事をするにも、住むのにも良い環境であるのだが、ツーリング好きのライダーにとっても、良いポジションにあると思っている。
名古屋駅周りは都会だし、少し走れば自然に触れられる。
これが東京23区に住むと、結構走らないと、楽しいツーリングロードにたどりつかない。
ゴルファーやライダーは23区内に住むべきではないと思っている。
この前のツーリングは、鈴鹿スカイライン走破。(あいにくのウェットコンディションだったが)
三重県の方(西)へのツーリングだったので、今回は岐阜県の方(北)に行こうと思った。
名古屋に住むとこういうことが出来る。
三重県、岐阜県に行ったら、次は静岡県の方(東)に行く。という選択ができる。
更に、走っている車が圧倒的に少ない。(関東地方と比べると。だが)走りやすい道が多い。
今回は、ライダーの聖地と言われる”せせらぎ街道”に向かった。
せせらぎ街道にある、”パスカル清美”という道の駅に行って、”ライダーの聖地”と書いてあるバイク乗り達には有名な看板を見ることを目標とした。
高山や郡上には行ったことはあるが、”せせらぎ街道”は走ったことがなかった。
YouTubeにも、たくさんのツーリングvlogがアップされている。
下呂を通って、せせらぎ街道の途中にある道の駅 パスカル清美に寄り、せせらぎ街道を北上し、高山に行って、またせせらぎ街道を南下し、郡上八幡を通って、名古屋に戻ってくるルートを計画した。
どうせ、途中に気になる道があったら寄り道をするんだろう。と思いながら計画を立てる。
行きは下呂を通り、帰りは郡上を通って帰ってくるルート
8月の中旬なので、暑かったが、天気が良かった。
関東地方は、台風がかすめていて荒天だが、東海地方は最高の天気だ。
緑・青・白のコントラストが素晴らしい
下呂の温泉街は今回スルーして、パスカル清美を目指した。相変わらず楽しい道が多い。
途中、きれいな川があったので寄り道して、古い橋の上で休憩がてら写真を撮る。
車も来ないから、橋の上でいろいろな角度で写真を撮っていたら、ロードスターが現れてビビったが、友好的に写真を収めているのを見守ってくれていたみたいだ。
周りに迷惑の掛からない走りを心掛けていたが、迷惑をかけてしまったかも知れないと反省した。
Toshi30mは、ロードスターのドライバーに軽く会釈をして端によって、ロードスターを通した。
車通りもないと思い、橋の上で写真を撮る。この後、ロードスターが待ってくれていた
特に迷うことなく、パスカル清美についた。
ライダーの聖地の看板のある”道の駅パスカル清美”の入口
途中、さっきのロードスターに追いついてしまい、道を譲られてしまった。
何回も迷惑をかけてしまい、申し訳ない気持ちになった。
おそらく、はた迷惑なバイクだな。と思っているかも知れない。
Toshi30mは、クルマに乗っているとき、バイクが来たら前に行かせる。そっちの方がお互い安全だと思うからだ。このロードスターのドライバーも、早く行ってもらいたかったのかも知れない。
パスカル清見のパーキングには、さすがにバイクの数が多い。50台くらいバイクがいたが、ソロツアラーとマスツアラーは半々くらいだろう。
Toshi30mはソロツーリングを好むが、マスツーリングも楽しそうで、うらやましくも思っている。
そんな中、パスカル清美の有名な看板が見れて、少し感動した。
いつもYouTubeで見ていたあの看板だからだ。
「ついに到着した。」という気持ちもあった。目的地に着くと、いつも「ついに到着した。」と思っているのだが。
パスカル清見で、恒例のソフトクリームを食べ、写真を撮って、出口を右折して、せせらぎ街道を高山方面に向かう。
有名な?看板
うわさに違わぬ素晴らしい道で、Toshi30mは感動した。
峠道というより、高速コーナーが続く。
自動車とバイクの速度差があり、たまに遅い自動車の後ろに着くことがあるが、直線もあり、抜かすこともできるし、ほとんどの自動車は道を譲ってくれる。
やろうと思えば、けっこうなハイペースで飛ばせる高速街道で、景色も良い。これは人気が出る道だと思う。道も平らで、減速帯もないし、轍もない。
遠くが見渡せて景色がきれいというわけではなく、きれいな森の中を突っ走るイメージ。
それにしても気持ちよく走れる道だ。
先日走った鈴鹿スカイラインとはまったく違った毛色の道路だった。
鈴鹿スカイラインは熟練者用道路で、せせらぎ街道は初心者ライダーでも気持ちよく走れる道だと思った。
せせらぎ街道の終点近くは、延々とストレートが続く。
せせらぎ街道を出て、数分走ったら高山市街に付いた。
高山市街観光は今回予定してはいなかったが、お盆最後の日曜日だったからか、高山市街は、多くの観光客が散策を楽しんでいた。
高山がこんな観光地だとは知らなかった。
高山市街。人気店が連なる通りは、観光客でたくさん
今回は市街地を走っただけだったが、今度は、400Xを停めて、散策してみたいと思った。
高山市街をバイクで走って、せせらぎ街道に戻り、またパスカル清見・郡上方面に向かって走る。
先日の鈴鹿スカイライン、今回のせせらぎ街道・高山は、Toshi30mのお気に入りツーリングスポットになった。
せせらぎ街道を出て、郡上八幡城に寄り、名古屋に戻った。
疲れたのでお城には登っていない
途中に、美濃市に「うだつのあがる街並み」の看板があったので、前から気になっていたので寄ってみた。
古い町並みが続く、タイムスリップができる街並みだった。
うだつのあがる町並み。古い家屋が続く
東海三県、本当に引き出しが多い。
気になる看板があるとバイクだとふらっと寄れる。
それが今回のようなきれいな場所、おもしろい場所だった時、バイクに乗っていて良かった。と思う。
このように感動の歴史を一緒につづってくれるのがバイクなのだと、Toshi30mを思った。
つづく
名古屋に帰って、洗車。約400kmのツーリング。燃費は35km/l以上